水の惑星・地球
生命が宿った地球は、表面の7割が海で覆われた水の惑星といわれています。
人間の体も7割近くが水です。
そして、生命、生活の全てにおいて基本となっている水。
水は私たち全ての生物に欠かすことのできない重要な物質なのです。
水は自然循環で浄化される
その大切な水が私たち自身の手で汚染されているのです。
元来、汚れである有機物はバクテリアの餌となり、さらに大きな生物の餌となって循環していく食物連鎖によって、水は自然に浄化されていたのです。
その鎖を断ち切り、自然のバランスを崩す原因を私たち人間がつくっているのです。その原因の1つが洗剤なのです。
食物連鎖という自然の巧みなサイクルに支えられての浄化にも限界があり、汚れが多すぎるとバランスが崩れ、自然の浄化作用がうまく働かなくなるのです。
油の無い生活は考えられない、でも汚れの元の油
現代生活において、動植物油、鉱物油は不可欠です。
人体においても油脂などの脂質は身体を構成する細胞膜の主要な成分であり、主要エネルギー源でもあります。
油がなければ、天ぷらも炒め物も食べられず、油を動力源とする自動車も飛行機も船も動きません。人間文化生活のための恩恵基剤なのです。
でも、貢献し終えた油は汚れの元として厄介者扱いされるのです。自然浄化の限度を超えた油汚れを浄化するためにさらに強い洗剤・薬剤で洗い落とし、汚れを他所へ移すだけ、あるいは焼却等で処理するだけ、要は臭いものに蓋をしているだけなのです。
ナノ・クリーン開発
環境のため何とか油汚れ、廃油を自然循環浄化のように処理できないだろうか!と、試行錯誤しましたが、化学合成品、合成界面活性剤ではどうしても上手くいきませんでした。
ある時ふと、「人は脂っこいものを食べても、オシッコに油分が無いのは何故だろう?」と思ったのです。全てはここから始まりました。10年以上の歳月と多額の開発費をかけて、やっと作り上げたのが“ナノ・クリーン”シリーズです。
人体において油脂は、胆汁により細かい粒子に分解され、すい液のリパーゼという酵素により分解され、小腸から吸収され体全体に運ばれエネルギーとなる。加えて、体内の数兆匹とも言われる微生物も作用します。
ナノ・クリーンは、自然循環浄化、人体の油脂処理の方法に学びました。化学合成品から作ったものではなく、自然がくれた素材をブレンドし、微生物の力も借りました。使い終わったら、感謝をしてまた自然に返るよう作りました。ですから、人にも自然にもやさしく、安心安全で、効果も抜群です。
自信をもってお進めします。
『油脂分解処理剤 ナノクリーン』シリーズの特徴
- 油に触れると油汚れに浸透し、徐々に油汚れを微細化し、水に乳化させる事が出来る。自然界の微生物の働きによって生分解が早まる。
- 一旦微細化された油は再凝結しにくく、排水管やグリストラップに油のヌメリやコレストロールが、付きにくくなる。油臭も軽減出来る。
- 主原料は植物由来の油脂肪酸アルカノールアミド。
環境ホルモンなどの有害物質は一切含みません。
安全性が高く、使う人に優しい洗剤です。
油を分解するメカニズム
異の分解(乳化)力・洗浄力 油脂分解処理剤 ナノクリーン
アルカリや界面活性剤のチカラで、油をただ剥ぎ取るだけだと、油はA地点からB地点に移動しただけで、下流のほうに油が再凝結してコレストロールやヌメリの発生源になり、そこに雑菌が繁殖するとさらに悪臭も発生する。
したがって、油を剥ぎ取るのではなく、細かく分解(乳化)出来る事が重要である。ということで、洗剤が油に触れたら浸透力と分解力で直ちに油を細かく(乳化)する事が出来る性能を備えた